ケロイド

ケロイドは生まれつきの体質からくるものが多く、顎、肩、前胸部が好発部位となっています。 キズが小さく白っぽく治るはずが、途中で過剰な生体反応を起こし、赤く盛り上がり痛み、 かゆみを伴った状態になったものをケロイドといいます。

詳しい説明

ケロイドは生まれつきの体質からくるものが多く、顎、肩、前胸部などは好発部位となっています。
本来、小さな白いキズで治るはずのものが、その治る途中で過剰な生体反応が起こり、赤く盛り上がり、痛み、痒みを伴ったキズのことをいいます。
ケロイドは、「蟹足腫」とも書き、皮膚の緊張する方向に蟹の足のように広がって大きくなります。従って自然に治ることはなく、だんだんと大きくなります。
ケロイド体質で、ニキビや小手術のキズあとが次第に大きくなっていく場合が多いようです。

治療方法

ケロイドは、ダイオードレーザーによる内科的レーザー治療(LLLT)を一回数分程度行います。(ケロイドの大きさによって異なります。)痒みや痛みのあるケロイドが平坦化し、症状が治ってきます。
ケロイドの程度によっては、注射や外用薬も併用します。

体験談

ケロイド

帝王切開の手術あとがきれいに

41歳 女性

原因と症状他
某大学病院で帝王切開の手術をしました。手術は順調にいき、10日目に抜糸しましたが、2週間目より傷あとがだんだんと拡がってきました。そのうちかゆみも出て盛り上がってきました。横の長さ17.5cm、縦2.7cm、高さ1.6cmという、巨大なソーセージのようなケロイドに成長してしまいました。ソーセージ状態の下方にも横10cm、縦3cm、高さ1cm程度のケロイドもあります。夜、就寝前など、お腹が暖かくなると痒くなり引っかいてしまうので、時々出血して下着に血が付いたりしました。激痛が走って眠れないこともたびたびです。このような状態ですから、夫婦生活もうまくいかなくなってしまいました。
思い悩んだあげく、レーザーでケロイドが治るという話を耳にしたのをきっかけに、場所が場所なので恥ずかしい気持ちがありましたが、勇気を出して治療を受けてみました。
治療
治療の経過を知るために写真を撮ってもらいました。
治療は最初、週に2度の割合で8回通い、その後は1週間に1度、2週間に1度と間隔が延びて行きました。1回の治療でかなり柔らかくなりましたので、レーザー効果に確信を持ち治療を続けました。
半年を過ぎる頃には夜中の痒みもなくなり、夫婦生活も正常に戻りました。現在3年たちましたが、最初の受診から1年半過ぎた頃からは月に1度しか通院しておりません。
治療は痛みがないので良いですが、治療期間が長いのが欠点といえば欠点です。でも、痛みや痒みの症状は早期に消えましたので、それだけでも私としては満足でした。
はじめの傷あとを見ると、よくここまで治ったものだと驚き、それと同時に感謝しています。

症例写真

治療前
治療前
  治療後
治療後