白アザは、「白斑」といい、露出部位によく発生することから社会生活上の苦痛を伴うことが少なくありません。皮膚病の中で最も治りにくい病気の一つですが、複数のレーザーを使用した複合レーザー治療を行うことで、徐々に色を目立たなくすることができるようになっています。
詳しい説明
白アザは、先天的に色素が欠損している白皮症や後天的に発生する尋常性白斑などがあります。皮膚の色であるメラニン色素を作っているメラノサイトが消失、あるいはメラニン色素生成の機能の停止によって発症します。
治療方法
根本的な治療方法は、いまだ確立されていません。副腎皮質ホルモン外用や内服、PUVA療法などの紫外線治療、皮膚移植術が主に行われています。
レーザー治療では、内科的レーザー治療(LLLT)でメラノサイトの活性を促すほか、外科的レーザー治療(HLLT)により、色素沈着を起こさせることで色素を入れていく治療があります。治療には5-7種類のレーザーを使用します。
尋常性白斑
28歳 女性
- 原因と症状
- 家事や育児に忙しく、自分の健康など気にしている時間の余裕もない毎日を送っていましたが、ある日首の後ろを中心に皮膚が真っ白になっていることに気がつきました。生命の危険がある病気でないとは言われましたが、周りの人からはいつも指摘され、気が滅入ってしまう日が続いていました。隠すためにスカーフをするようになり、おしゃれをすることで気を紛らわせていました。
- 治療
- 近所の皮膚科で紫外線療法や塗り薬による治療を行っていましたが、一向に改善してきませんでした。友人が新聞の切り抜きを持ってきてくれたことから、大城クリニックを知りました。担当の医師からは数年でなんとか色も入るでしょうと言われました。もともとダメもとで伺いましたから、治療のめどを教えていただいたことが、通院の励みになりました。
内科的レーザー治療(LLLT)を中心に週1回行っていただき、改善の見られない部位に関しては、ガーゼを必要とする外科的レーザー治療(HLLT)を行いました。2年目には色が徐々にに入ってきて、5年後には他の部分の皮膚の色と変わらないようになり、無事に治療も終了しました。
症例写真
![]() 治療前 |
![]() 治療後 |




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