赤アザ

赤アザには、「赤紫」・「青紫」・「紅」・「ピンク」などの色のアザがあります。アザの色や性質によって、治療に使われるレーザーは異なります。近年、傷の治りが早く、深いアザも取れるレーザーが開発されています。

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赤アザの原因と種類

血液は心臓から大動脈、動脈、小動脈を通じて毛細血管へ運ばれます。この毛細血管の部分や小静脈、小静脈の部分に異常を起こしたものが「赤アザ」です。
「赤アザ」には、ポートワインステインと呼ばれる「単純性血管腫(毛細血管性血管奇形)」や、青紫色を呈し、皮膚の深い部分に存在する「海綿状血管腫(静脈奇形)」、りんごの頬のように毛細血管の拡張による「毛細血管拡張症」などがあります。この他、生後まもなく出現して1歳くらいまで大きくなる「イチゴ状血管腫」もあります。

治療方法

赤アザの治療ではアザの状態に応じたレーザーの選択が非常に重要です。また、「単純性血管腫」や「イチゴ状血管腫」などの病変によっては幼少期からの治療が必要となるものもあります。当院では、色素レーザー(従来型色素レーザーやV-Beamなどのロングパルス色素レーザー)、Nd:YAGレーザーを中心とした複合レーザー治療を行い、従来の方法では治療の難しかった深い部位や太い血管を中心とした病変に対して、治療効果を出せるようになってきました。

体験談

単純性血管腫

生まれながらのアザが消えた

26歳 女性 治療回数1回

原因と症状他
左の首に赤い血管腫がありますが、生まれた時からあったそうです。
以前からレーザーで赤アザを取れるということは知っていましたが、両親に相談することもできず過ごしてまいりました。がある時、両親がレーザー治療を勧めてくれました。 レーザー治療については、以前からその効果も調べていましたので、無口な私にしては珍しく饒舌に大城クリニックのことを両親に説明しました。両親は私がアザを気にしていることを分かっていましたが、私の豹変ぶりに目を見張り、すぐに病院に連れて行ってくれました。
治療
ダイレーザーで部分的にテスト治療をしてから、1ヵ月後にアザを全面治療してもらいました。「1回の治療でこんなにきれいになるのだったら、もっと早く治療に連れてきてしてあげればよかったね」と両親も喜んでくれました。
ドクターメモ
赤みの部分は1ヵ月くらいで取れましたが、茶色い二次性色素沈着は4ヵ月ぐらい続きました。このような赤アザを『単純性血管腫』と言いますが、個人差・部位差があり、治療回数はアザの深さの程度によって変わってきます。この患者さまのように、東洋人の場合、治療後二次性色素沈着がよく起こりますが、これは一過性のもので、時間とともに消えますから、ご心配はいりません。
治療前
治療前
  治療後
治療後

体験談

イチゴ状血管腫

生後1週間目にアザが・・・

生後6週目 女児

原因と症状他
1人目の子供でしたがお産も軽く、3350gの元気な女の子でした。ところが生後1週間目頃から右の上腕に赤い斑点が現れ、あっという間に赤い部分が広がり、盛り上がってきました。何か悪い病気でも起こったのではないかと心配し、出産でお世話になった病院に相談に行ったところ、「そのまま放っておいても治りますよ」と言われましたが、心配になって2、3件お医者さん巡りをしているうち、大城クリニックを紹介されました。
大城クリニックでは以前に同じような症例の赤ちゃんを多く治療した経験があるらしく、その患者さんの治療経過を見せて説明してくれました。確かにそのまま放置しても治るらしいのですが、色がとれた後でも、皮膚はぶよぶよして弾力性のないたるんだ状態になり、時には手術をして皮膚を全部縫い縮めなければならないこともあるとのことでした。
『内科的レーザー治療(LLLT)』という弱いレーザーの治療を行えば、血管腫も皮膚も縮まり、弾力性のある正常な皮膚に近い状態に治るということも説明してもらいました。
家に帰って夫に相談した結果、『内科的レーザー治療(LLLT)』を受けることにしました。
治療
治療を開始すると、だんだんと膨らんできていた赤アザが成長しなくなり、皮膚が縮んで赤い色も取れてきました。3年後にはどこに血管腫があったか分からない程になりました。先生の指示の通り1週間に1~2回の通院は大変でしたが、今思えば大変なことでしたが、子どもが赤アザを意識する前に治すことができて、本当に良かったと思います。
ドクターメモ
『イチゴ状血管腫』は、生後1週間から10日目に現れて1ヵ月程で隆起し、3~6ヵ月まで拡大し続けます。5歳くらいまでの間に自然消滅もします。
『イチゴ状血管腫』には腫瘤型と局面型があります。腫瘤型は、生後1年で最大の大きさになり、7歳以降も30~40%残ると言われています。腫瘤型には、アルゴンレーザー、色素レーザー、V-Beamレーザーを使った外科的レーザー治療(HLLT)を行います。この症例は、局面型でした。こちらは、半導体レーザーによる『内科的レーザー治療(LLLT)』を行います。

※1歳未満で治療を開始した方が傷になりにくくきれいに治ることが多いようです。
治療前
治療前
  治療後
治療後