シミ・ソバカス

シミには、いろいろな種類があり老人斑、肝斑などがあります。シミは紫外線を吸収してどんどん大きくなります。ソバカスは先天的なもので思春期に増え、春から夏にかけて濃くなるのが特徴です。

シミ・ソバカスの原因と種類

「シミ」の原因は紫外線によるメラニンの生成です。
メラニンの黒い層が出来ると、紫外線が真皮に入り難くなります。皮膚はこのようにして、紫外線による老化を防いでいます。しかし、この防御システムが過剰になるとシミが出来やすくなります。
その他、肝機能の低下、卵巣機能の低下やストレス、化粧品が肌に合わない等の原因もあげられます。
シミにはいろいろな種類があり、主なものに“老人斑”、“肝斑”などがあります。
はじめは小さい点状に出現しますので気になりませんが、シミの部分が紫外線を多く吸収するためシミはどんどん大きくなります。さらに近隣どうしで融合するので、ますます大きくなっていきます。年をとると角質が厚くなり盛り上がってくるものもあります。

「ソバカス」は先天的なもので、思春期に増え、別名「夏日斑」とも呼ばれ、春から夏にかけて濃くなるのが特徴です。ソバカスの中には、シミが点在したり、後天性両側性メラノーシスという深いシミが合併したりすることもあります。

治療方法

“老人斑”のような角質の厚いものや“ソバカス”のように点在する表皮と真皮にメラニン色素があるものに対しては、Qスイッチルビーレーザーを、肝斑や薄いシミに対してはアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーを主に使用しています。
シミの中には、治療後に一時的に濃くなったり、拡がったりして悪化するものがあります。また部位によってもレーザーの反応が異なりますので、それぞれ治療に適したレーザーを使用します。
当院は、一つ一つ的確に診察し、20種類のレーザーを駆使して、治療しています。